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『えひめトレード&トレンド2026年1月号』海外駐在員レポート 2026年1月29日

 

■海外駐在員レポート

 

~揺れる日中関係と日常~

 

伊予銀行 上海駐在員事務所

所長 長谷川崇紀


 

■揺れる日中関係

2025年の11月から、高市首相の台湾を巡る発言により、
中国政府が強く反応している状況が続いています。国営メディアも高市政権ならびに軍備面を中心とした日本の政策に対し、批判的かつ不安を煽るような報道を連日続けています。

 

 

 

(連日、日本政府に関する報道)

 

 

 

■政治と市民生活とのギャップ

約15年前の尖閣諸島問題が激化した際は各地で反日デモが発生したり、現地日系企業が破壊活動を受けたりしましたが、今回は市民の反応は至って平穏であり、生活面で特段の不安や不便を感じることはありません。市民が冷静に問題を切り分けて考えているのか、そういった感情を表に出さないようにしているのかは分かりませんが…。

 

 

■スシローの上海進出に行列が、

【スシロー上海店】

 

 

12月上旬、大手回転寿司チェーンのスシローが上海に初オープンしました。これまで深センや北京などの大都市に進出し存在感を強めてきたなか、中国内で最も競争が激しい上海に満を持して乗り込んできた形です。オープン2日目に足を運びましたが午後3時時点で500組待ちとあえなく撃沈。1月時点でも予約取得は絶望的な状況が続いており、こういったところからも市民の反応が激化していないことが伺えるかと思います。(オープン2日目でも500組待ちとかなりの人気)

 

 

 

 

本稿執筆時点(1月上旬)ではビジネス面の影響もまだ限定的なレベルに留まっているものの、対日輸出規制の厳格化などで懸念があるのもまた事実。これ以上の深刻化は避けてほしいと願うばかりです。

 

カテゴリ: 情報誌EHIME TRADE&TREND